まちの木こり人育成講座が4月9日 三重県菰野町県民の森 「ふれあいの館」で開催されました。
第1回目の講座内容は 「安全作業とフールド歩き」。
20名の参加者を迎えて 午前中は山に入るときのルールの説明と安全作業のための服装の紹介の後、
日本版ERプロ・水谷さんによる応急手当講習が行われました。
午後には森林インストラクターによる森林の役割や森のマナー解説の後、全員で県民の森の針葉樹林と
広葉樹林を見学。 その後、根っこの会による植樹キットの紹介、そして最後に直径巻尺作りが行われました。
受講された皆さん、 “何か”を持ち帰って頂けたでしょうか。
講座の第2回目は、5月14日 亀山市加太地区向井にある森林保全活動中のフィールドを歩いて
山の現状視察、風倒木地などでの植生調査、間伐林の見学等を行う他、森作りについての話し合いも
予定しています。
また皆さんと山で会えるのが 楽しみでもあります。 (E )
No.1
森林インストラクター伊藤氏による
森林機能の講義。
皆さん熱心に聴いていますね。
講義の後のフィールド歩き。
前にあるのはサワラの樹林。
30年ほど前の植樹祭で
植えられたもの。
「自分も参加したよ」という当時の
思い出話が出るということは
皆さん、かなりのご年配??。
広さ45haの公園を歩くと
いたるところに
フィールドサインが・・。
右は 猿の糞。
道の真ん中に堂々と
置いているのは
人間への挑戦のつもりだろうか。
ユニークな植樹ツールの紹介。
左の写真中央、ポット苗が入っているのが 「カミネッコン」
下の三つの穴が開いているのが 「根っこ守」
これらは「バイオブロック」といい、荒れた土地(穴が掘れない、土壌が悪い等)や厳しい気象条件下(寒さが厳しい等)でも、植え穴を掘らずに整地して置くだけの「置き植え」と言う簡単な植栽(バイオブロック工法)ができるというものです。
完成したカミネッコン
左は ウサギの糞。
殆ど土と同じ色で
区別が付きにくい。