天龍村での地拵え作業も4回目を迎えた。 活動日は9月19日〜21日。
最初は 途方もなく広く感じたフィールドでの刈払い作業も いよいよ終盤に。 
夕方近く、作業の手を休めて空を見上げると 小さないわし雲が 薄く色づいて浮かんでいた。

 9月25日作成


 jigoshirae in 天龍村

ひたすら刈り進んでいくと 急に傾斜が緩んで
フィールドの上に抜けた。
写真は 振りかえって スタート地点(中央やや左上部の
樹幹が一番低いところ)を見たところ。
測ってみると直線で約300mほど進んでいた。


4〜5メートルの潅木を片っ端から片付ける。
今回のメンバーは4人で 合計年齢は240歳。

気力も体力も まだまだ元気一杯だ。

フィールドの最上部 桧の林縁に もうすぐ
手が届くとあって 作業にも勢い力がはいる。

休憩中に笹刈刃の目立てをしているところ。
休憩毎に こまめにやらないと
笹やススキの束は なびいて倒れるだけで
おとなしく刈り取られてくれない。
ましてや 腕の太さほどの潅木などには
完璧に跳ね返されてしまう。

下の写真は Oさんが バックホーで黙々と作業道作りを
しているところ。
作業道は上部まで作るとのことで、 
彼の頭の中では どんな広葉樹の森が描かれているの
だろうか。


最上部から 新野の集落を望む。
はるか遠くに見えた大きな山は
乗鞍岳だろうというが 定かではない。