棚田の復元作業に利用されたヒノキの間伐材。この材は 森林の風が近郊の民有林から切り出したもの。
かかる費用を考えれば
確かに間尺に合わないがまずは実行してみることが大事だと思う。何事も。
間伐材を使った階段。
近隣の小学校から依頼され 森林の風が
数日かけて施工したもの。
この階段を使って子供たちが駆け回る姿を想像してみて欲しい。
採集した木を有効に利用すること、それは林業の最終目標ではなかろうか。
それも遙か海の向こうから運んでくる木材資源よりも近くで取れた木材のほうが環境負荷から見れば
断然効率がよいはず。私たちの国には自分たちの暮らしに必要な森林資源が十分あるのだから。
森林の風はそんな思いから 自分たちが切り出した間伐材の有効利用を積極的に勧めようとしている。
それが自然環境の大切さを伝える本当の環境教育になるだろうと信じて。
様々な種類の木で作った積み木で遊ぶ子供たち。
積み上げたり並べたり、子供たちの想像力はとどまることを知らない。
これも近隣の幼稚園から頼まれて 我々が山から切り出して作ったもの。学習性や安全性などを考慮し 大きさや加工方法などに配慮している。
「根っこ守」と題した間伐材を使った植樹ポット。材に穴を開けそこにどんぐりなどを入れ、そのまま山に置くだけ。 苗が育つまでの保護・養生・水分保持に有効だし、なんと言っても本家本元の生分解性材料だし。