鈴鹿森林組合から 昨年暮れに請負うことになったこの事業。
30年生の杉と桧の混交林 約 0.8haで 枝下6mの枝打ちを行うもの。
当会にとっては 板屋の間伐、天龍村の地拵え・植樹に続く事業であり
これが終われば プロの世界の造林・育林作業を一通り経験したことになる。

最初は ちょっと腰が引けた4mの梯子作業も 何度か登り降りを繰り返しているうちに
高度感にも慣れてごらんの通り。 4mの最上段に立って手を伸ばせは 6m以上は払える。

 2月6日作成


 大滝の森・枝打ち事業


2006年12月末
林道の際から 枝打ち作業を開始。
手の届くところと 4mの梯子登りの
二手に分かれて 作業を進める。

生き枝を切るのは 文字通り 骨が折れる作業だ。
死枝を切る時も 風が吹いたりすると
細かいオガ屑が 目、鼻、口、えり首に
容赦なく 侵入してくる。
防塵めがね、ヘルメット、フード付きヤッケに
防塵マスク・・・・・皆夫々工夫しながら 木に登る。

たとえ1mでも
落ちれば怪我することもある。

梯子作業には
安全帯が必携であることは言うまでもない。

枝打ちが済んだところは やはり
見通しがいい。
サッパリと散髪したような木を見上げると
なんだか いい気分だ。

 作業を終え、今日一日の進捗を
コーヒーを飲みながら 振り返る。

毎度のことだが、山に関わっているという満足感に、今日一日無事に終えた安堵感が合わさって、ついつい笑みがこぼれる。 
充実したひと時である。